シー・コネクトの制作部が新卒社員を育て上げるスペシャリスト集団だった

どーも斉藤です。

今回は、博多弁がかわいい会社の同期であるaskrさんから記事を提供していただきました。彼女はプログラミングをしたことがない全くの未経験から、エンジニアになることを決意しました。

※どうしてエンジニアになると決めたのか、斉藤も知りません。斉藤がプログラミング研修で地蔵となっていたのを助けてくれたのは、askrさんだったな。感謝。

同期がバラバラの部署で働くようになり、中でも専門知識がものをいう制作部(エンジニア・デザイン)に入ったaskrさんに少しだけ大丈夫かな??と思っていましたが、1年中「制作部サイコー!」と話しているaskrさんを見て安心しました。安心したのと同時に制作部の教育方針だったり、人との接し方はどうなっているんだという興味が出てきました。

その僕の気持ちを察したのか、"シー・コネクト制作部の人の育て方"について多くの人に知ってもらいたいから記事書くーと話してくれました。最高かよ!

それでは本文に移りましょう。 

制作部の新入社員育成方法

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5月です。

新入社員や新しく部下についた社員を、どうやって育てていこうか?と思っている人たちも多いのではないでしょうか。

Googleで「部下」って入れると、候補には「育成」と表示される程度にはみなさん悩むトピックなんじゃないかと思います。

そこで、「制作部サイコー」といいながら1年過ごした私が"新入社員からみた人の育て方"を書こうと思ったわけです。

人を育てずして会社は成長しない!と言いますが、実際に新入社員から見て「良い人の育て方」ってどんなの?と思ってる人向けに

私の個人的な感想なので、「もっとスパルタが良い!」という人はいるでしょうし参考程度に読んでくださいね。

制作部の上長と先輩たちが「askr育成計画」なるものをたてて私を育ててくれたので、その中でこれはめっちゃありがたかったな、すごいなあと思ったことを紹介します。

1.知らないことを怒らない

歴史専攻、プログラムは書いたことがない文系出身の私をエンジニアとして育てるにはかなり根気と忍耐力が必要だったのではないかと思っています。右も左もわからないので,askr育成計画はインターネットってなんなの?みたいなことを教えるところから始まりました。

よく制作部のみなさんから「知らなくて当たり前だよ」と言われました。「知らない」というと「何で知らないの?」という方もいますが、そう言われると質問するにも委縮して吸収できるものがかなり狭まってしまいます。

知らないとき、わからないとき、「どこがわからない?」「どこで詰まった?」と理解度を探ってからまた説明してくれるのは、実は当たり前にできることではないと思います。

何度聞かれても辛抱強く答えてくれます。イラっとしているかもしれませんが、聞きづらくなる雰囲気を作らないのが制作部の人々。

ありがたかったです。

2.小さな賞賛を適度にくれる

人間は誰かからの承認がないと頑張れない生き物だとよく聞きます。制作部の人たちは、よく褒めてくれます。

「やっぱ無理かも…」とか「なんでこんなこともできないんだろう…」とモチベが下がったこともありましたが、この小さな賞賛は強いです。私は単純なので、「褒められた!よし次も頑張ろう!」となります。

うわべだけでもいいので褒めてください。きっと良いものが返ってくると思います。

(返せるよう頑張ります!)

いつもありがたいです。

3.適度に任せつつ、でも放っておかない

15分に1回くらい隣の先輩(Nさん仏さま)に質問していた新入社員も、後半になってくると「これは一人でやらなきゃ」みたいに思い始めます。

その時に「やってみて」とある程度任せてくれて、でも要所要所で指摘を入れたり、私が死にそうになってたら一緒にいろいろ考えてくれるので、

超ありがたかったです。

4.フィードバックはしっかりと

大きめの案件を終えたら、振り返りをしてました。もちろん厳しいときは厳しいです。

出来なかったことに関して、怒られるというよりもなぜできなかったか?次はどうするか?という方向で考えさせられます。

ココが良かった、ここはもう少し、というフィードバックをもらうことで徐々に自分の良いところと弱点が見えてきます。

良いところはそのまま自信に、弱点は次の案件で克服するべき点として良い目標を持ち続けることができたかなと思います。

あと、どんな立場の人もそうだと思いますが「自分の働きを見てくれる人がいる」という実感があるだけでモチベが上がりますね

めっちゃありがたかったです。

5.チームで育てる

私は制作部にとって初めての新卒配属、しかも未経験者でした。

サーバー構築はSさんから、プロジェクトの進め方はこのHさんから、プログラムや仮想環境構築はNさんから、というふうにシステムチームのすべての先輩の下で教わりました。

デザインチームの人たちはプロモの知識をくれたり、JavaScriptで詰まったときに教えてくれたり、本当に制作部の全員から学ぶことが多いです。

「頼れる人」が常に周りにいるという状況を作ることで、自分もチームの一員だという自覚と安心感を芽生えさせます。(ただ制作部の人たちが良い人だったからそうなったのか、計算してそういうチームビルディングをしたのかはわかりません)

とてもありがたいことです。

本当はまだいろいろあるのですが、長くなりそうなのでこのくらいに…

書きながら社員定着度の高いスターバックスの人材育成にも通じるところがあるなと思ったので参考にどうぞ。

www.news24.jp

最後に斉藤から

なんだか心がぽかぽかしました。

会社の規模や、フェーズ、人の性格によって社員の教育方法は変わってくると思います。でも、今回askrさんが書いてくれた内容は新卒社員が感じたリアルです。未経験エンジニアが「サイコー」と思った環境です。こんなこと、自分の部下が書いてくれたら泣きますね、、、。

※教育の大前提として、学ぶ側が成長しようという姿勢がある必要があります

環境作りは本当に難しいと思います。特に大人同士でできあがっている会社という組織は特に。